岩 崎 元 郎 の


 


北海道
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東大雪・ニペソツ山
photos by M. Iwasaki

十六ノ沢登山口

小さな岩場

ニペソツ山頂

大雪連峰主脈

携帯トイレのブース

きれいな高山蝶


2010年8月3日(火)


 ニペソツ山2,012.7m、東大雪を代表する鋭峰である。「ぼくのふるさと八百名山」、北海道から選ぶ18山の内の1山である。『日本百名山』の後記で触れているが、深田久弥さんがもしニペソツ山に登っていたら、日本百名山に選ばれていたこと間違いなしと思わせる素敵な山である。深田クラブの日本二百名山に選ばれている。ウペペサンケ山もいい、石狩岳もいい、ユニ石狩岳も魅力的だが、ぼくのふるさと八百名山、東大雪からは1山しか選べないという事情で、ニペソツ山を選んだのだ。

 瓢箪から駒が出るようないきさつで、ニペソツ山に登ってきた。他でも書いているが、当初はカムイエクウチカウシ山に登る計画だった。アプローチの札内川が増水していて危険と判断し、カムエクを中止。3日間の登山日程を、ユニ石狩岳、ニペソツ山、ニセイカシュペ山に変更しての、ニペソツ登山ということなのである。

 札幌山岳ガイドセンターの石黒淳君の車で十六ノ沢登山口まで入る。メンバーは、遠足倶楽部会員のOさんとぼく、石黒君の3人である。6時20分スタート。いきなりの丸木橋が濡れていて、バランスの悪い岩崎は四つん這いで渡った。十六ノ沢と杉沢の分水尾根は深い森の中、静かで登り易い道である。やがて小さな岩場にぶつかる。小天狗岳の下で、この岩場を越えると左へトラバースし、天狗ノコルに下る。前天狗を巻き気味に越え、下って登り返した所が天狗平、携帯トイレのブースがある。下って天狗岳の西側を巻き気味に越える。目の前にニペソツ山が大きく鋭く聳え立つ。ニペのコルから最後の頑張りで、11時45分待望の山頂に立つ。天気は最高、目の前に大雪山の主脈が全部、旭岳から忠別、トムラウシ、オプタテシケ、美瑛、十勝岳、下ホロカメットクまで、ばっちりカメラに収まってくれる。この眺望もニペソツ山の評価を高めている。

 12時15分下山開始。東側が崖で切れ落ちているので、慎重に下る。前述の岩場を下れば、気持ちいい森の中だ。最後の丸木橋は乾いていてスイと渡れた。登山口着16時35分、ニペソツ山は登り甲斐ある山であった。




それなりの参考タイム(総勢3人だったので、行動はスムーズだったが、標準タイムには及ばなかった)


十六ノ沢登山口(2時間10分)〜天狗ノコル(1時間30分)〜天狗平(1時間20分)〜ニペソツ山頂上(1時間10分)〜天狗平(1時間10分)〜天狗ノコル(1時間30分)〜十六ノ沢登山口

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