岩 崎 元 郎 の


 


茨城県
土岳        
       
      
   
多賀山地・土岳
photos by M. Iwasaki

登山口

土岳頂上



 2010年4月12日(月)


 
 土岳、標高599m。「ぼくのふるさと八百名山」、茨城県から選ぶ17山の内の1山。中央線、上越線、小田急線、西武線、東上線などはハイキング電車として身近な存在だが、常磐線となると沿線の山は、不遇な山的扱いを受ける、ような気がする。それだけに、穴場的な魅力ある山も少なくない。土岳は花貫渓谷との組み合わせで、「茨城の自然百選」に挙げられているくらいに魅力的な山。植物の宝庫としても知られている。

 12日、残念ながら雨。雨にもめげず、高萩駅改札口に総勢5人が集合。当初、鳥曾根から歩く予定が、雨に負けて小滝沢登山口までタクシーで入ってしまった。山が小さいからと言い訳するが、実際にはやはり雨に負けて、準備体操を省略。タクシーを降りてすぐ、10時05分に登り始めた。


 木立の中の気持ちがいい山道だ。ジグザグに登っていくと、林床にイワウチワの群落があった。品のある素敵な花だ。イワカガミがハイジだとすると、イワウチワはクララだ。不思議なことに、イワウチワはそこだけにしか咲いていなかった。その先が露岩帯というか、石が積み重なって登り難くなる。そこを抜けると歩き易い尾根道になる。頂上かなと思ったピークに登り着くと、小さな木の板に土岳まで10分と書かれていた。下って登り返すと土岳頂上。きれいに公園化されて展望台も建っている。天気が良ければ太平洋が見え、富士山も見えるという。屋根に避雷針のついたカミナリ用の避難棟などもあった。10分下ったけやき平は、良く整備されたキャンプ場だ。西側の坂ノ上登山口が近い。我々は南側、中戸川登山口に下る。坂ノ上登山口からのコースが整備されたためか、こちらを歩く登山者が少なくなったとみえ、道は少し荒れ気味だった。鳥曾根から周回しようとすれば、通るべき道なので整備をよろしくお願いしたい。

 中戸川からアスファルト道路を歩き、鳥曾根に帰る。タクシーが来るまで雨宿りに利用しようと考えていたお蕎麦屋さんはお休み、軒下を借りて雨宿り、タクシーで高萩駅に戻った。

 天気のいい日にもう一度歩いてみたいと思わせる、雰囲気ある山であった。


 コースタイム

小滝沢登山口(10時05分)〜土岳(11時10分/15分)〜けやき平(11時25分/40分)〜中戸川(12時10分)〜鳥曾根(12時45分)


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