岩 崎 元 郎 の


 


栃木県
太郎山 晃石山       
       
      
   

日光・太郎山
photos by M. Iwasaki

新薙コース入口
1,650m

薙をトラバース

旧火口原、気持ちいい笹原

太郎山頂上

小太郎や巻く
(右端)へと続く稜線


 2010年7月28日(水)


 栃木県から選ぶ17山の内の1山。女峰山は男体山の奥さん、大真名子、小真名子、太郎山は子供たち。このエリアは、男体山ファミリーの縄張りである。太郎山はイケメンの長男坊。標高2,367.5m、男体山の北に位置して、アプローチがやや遠くなる分、訪れる登山者が少なく、静かな山歩きを楽しめる。

 前夜、中禅寺温泉バス停近くの「民宿すぎもと館」に泊まり、翌朝新薙の登山口まで送って頂く。三本松バス停から歩けば、3時間弱はかかるし、登山意欲が減退してしまうだろう。急な登り坂もあるが、歩き易い道だ。登山口が1,650mだから、高度差700mほど頑張ればいい。

 やがて岩道となり、その先で薙をトラバース。林の中を登り切ると、目の下に旧火口原が広がっている。道標に「お花畑」とあったが、花はなく笹原であった。お花畑からひと頑張りで主稜線に上がる。左、山王帽子山。右に一投足で太郎山だ。一投足とは、「すぐそこ」という意味。自分で書いておきながら、最近聞かない言葉だなあと思って、苦笑い。9時45分、太郎山頂上着。

 広くて、明るくて、眺望が良くて、居心地のいい山頂だ。真ん中に新旧2社の太郎神社が並んでいる。雲一つない青空ではなく、雲が湧いたり消えたりしていた。男体山は見えたり、見えなかったりであった。

 10時、腰を上げて山王帽子山に向かう。小太郎山までは、ちょっとやせた岩尾根で面白かった。小太郎山10時30分、ハガタテ分岐に山王帽子山1時間という道標があった。コルまで下って小休止。山王帽子山には簡単に登り返せた。笹原が濃い所もあるが、歩行に支障はない。下るとアスファルト舗装の車道に出る。右へ少し上がると、切込み湖・刈込み湖から続くコースへの導入道がある。コースに合流すると、左先が気持ちいいお休み所、山王見晴らし、ベンチがある。この先、段差のおおきな箇所が気になるが、良く整備された道を辿れば、アストリアホテル前の光徳温泉バス停に出る。

 太郎山、一度は登ってみることをお勧めしたい名山である。



ゆっくり歩きのコースタイム

新薙登山口(2時間)〜お花畑(20分)〜太郎山(30分)〜小太郎山(50分)〜最低コル(30分)〜山王帽子山(45分)〜山王見晴らし(55分)〜光徳温泉バス停

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