岩 崎 元 郎 の


 



瀧山 杢蔵山 神室山    
       
      
   
神室山
photos by M. Iwasaki

神室山々頂にて

ひと休み

杢蔵山はまだ遠い

一杯森山頂から来し方を
ふり返る

ギンリョウソウ

杢蔵山がやっと目の前に
なった


 山形県と秋田県の県境に位置する神室山は、神室連峰の主峰である。標高1,365.2m、連峰の主峰にふさわしく、どっしりと大きく聳えている。

 地元、新庄市に活動拠点を置く神室山岳塾(菅藤満昭塾長)と仲良くお付き合いするようになり、数年前、有屋口からの往復登山でご案内頂いた。3年前には、市民登山の山としても人気の高い杢蔵山(ふるさと八百名山で紹介済み)に、8月下旬の新庄祭りと併せて登ってきた。

 神室山は連峰北端の山であり、杢蔵山は南端の山である。山形県の北辺に連なる神室連峰を北から南へと縦走してみたいという憧れは、この山を知る山好きなら誰もが抱くであろう。そんなぼくの憧れが、神室山岳塾の皆さんのおかげで実現した。


 2012年6月24日()〜25日()

 新庄駅東口に集合したのは神室山岳塾から菅藤塾長ほか6人、無名山塾からぼくと佐藤まき子の2人、総勢9人。10時、2台の車で登山口に向かい、有屋口を10時55分にスタート。

 天気は霧、時々霧雨でぱっとしなかったが、空気が緑色に染まる木々の緑の美しさは、文句なしであった。神室山頂着16時45分、17時過ぎ昨年新装なった山頂避難小屋に入る。明朝3時起床4時出発に備え、早々にシュラフに入る。

 翌日、3時半起床4時35分出発。夜半の風は収まったが、霧と霧雨。雨具を着て出発。有屋口登山道は、山形県側のメインコースであるだけに、よく踏まれていたが、避難小屋から山頂に登り返し、杢蔵山目指して一歩踏み出すと、道は格段に悪くなる。道幅は靴一足分しかないし、左側は急な斜面で滑ったらアウトだ。この緊張感は、杢蔵山を越えるまで続く。

 火打岳着11時45分、神室山岳塾のメンバーが3人、サポートに上がってきてくれていて、スイカ、お茶のペットボトル、焼おにぎりを差し入れてくれた。

 9人中2人がここから下山、12時15分7人が杢蔵山に向かって行動再開。ひたすら歩き、待望の杢蔵山到着は、17時15分だった。完走の握手を交わして、直ちに下山にかかる。途中で日がくれた。途中、電話が入り、親しい山仲間の村岡君が、彼の友人の雨森君と二人で、迎えに向かってくれていることを知る。

 しばらく下るとヘッドランプの灯りが見え、村岡君と再会。19時50分、杢蔵山荘に到着。めでたしめでたし。

 充実の縦走ではあったが、初心者を含むパーティーには勧められない。一般的には、有屋口からの往復登山が無難だ。往復なら、約7時間。



コースタイム:本文中に記す

2万5000図:神室山


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