岩 崎 元 郎 の


毎月1つ 技術をご紹介


 3月の技 3点確保
 


 岩登りの基本的な技術、動作である。普通の山道を普通に歩く。これは、一点確保による行動と言っていい。片足(一点)で立ち、片足を前に出す。その繰り返しだ。それで登っていける山道の難易度は1級と考える。斜面が急になってくると、一点確保では不安だ。目の前にある木の根を片手で掴む。片足で立ち、片手木の根、これは二点確保だ。それで不安なく登っていける山道の難易度は2級と考える。

 斜面がもっと急になって、岩場になる。二点確保でも安心していられない。両手両足でしがみつく。これは四点確保だ。これなら安心していられるが、それではその場で陽が暮れる。両手両足のうち一点を岩場から離す。残る三点で身体を確保し、離した一点を次のポイントに移動する。これが三点確保というもので、岩登りの基本的な動作であり、技術である。

 二点確保では不安だな、三点確保なら不安がないなと感じる、そのあたりの難易度が3級だ。岩登りの難易度は、4級、5級、6級、5.9、5.10・・・と、どんどん難しくなっていく。一般登山道で出会う難しさは、ほとんどが3級と考えていい。ビビることはないが、甘くみてはケガの因になる。


   


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